人間関係の距離感

寒くて寒くて仕方がないけれど人恋しいと思う気持ちはありません。先日、ネットのニュースで2つの記事を見ました。

 

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fujinkoron.jp

人間関係についていろいろ思うことはありますが、私の場合、さすがに人間関係に「断捨離」という言葉を使うのには抵抗があるけれども、なんだかんだで私も人間関係に一定の距離を置くように心がけています。幼少からこれまでの自分の経験を踏まえてその方が自分もひいては相手にとってもちょうど良い距離感なのだとこの2、3年で思えるようになりました。

 

私の場合、最大3年が限度。(派遣の契約と一緒だ。)

それ以降のお付き合いは惰性か、嫌な一面を見てしまったりと良いことがなかったように思います。あ、またこのパターンに陥ってきたなという思いにさせられる経験を何度かしました。

20代後半からもう友達はいらないと思うようになりました。

でも趣味などを一緒に楽しめる「仲間」がいてくれればと思うようになり、そこで趣味を通じた仲間を求めて、好きなカメラの教室へ行ってみたり、音楽バンドを組んでみたりしてみました。

でも、やっぱり「3年の法則」にもれなく当てはまってしまいました。

私自身、初めから期間が決まっているお付き合いの方が付き合いやすいというのもあります。

その期間ならどんな自分を「演じる」かということを意識します。やはりなるべく良い印象を持って欲しいのでその期間が短ければ短いほど私は良い人でいられる。けれどもある程度の長い付き合いになりそうな場合はずっと良い人でいるには疲れてしまう。だから初めから力を抜く。途中でなるべく息切れしないように。そんなこんなを考えているうちに面倒になってきました。それならば極力、近づかないようにしよう。

 

私自身が対話をするよりも、その傍らで誰かの面白い話を聞いていられれば良い。

雑誌の対談集や本などでその人の考え方に触れられれば良い。そして共感できる考えを見つけて心の支えになれば良い。かつての知人(数は少ないけれどいるよ!)から何気ないタイミングで連絡をもらった時に素直に懐かしい気持ちになれれば良い。そして私もその人をたまに思い出して、元気にしているか気遣うことができるような関係を。

常に人といたくはないが人の気配は感じていたい、私のちょうど良い距離感は一枚壁を挟んだ気持ちの良い挨拶ができるお隣さんのような関係。