新しい手帳

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2021年3月始まりの手帳とハンカチ

昨年に引き続き、3月始まりの手帳を購入しました。ずっと1月始まりの手帳を使用していたのですが、昨年たまたま手帳を買いそびれたのと3月始まりの手帳が存在しているということを知って買ってみた訳です。私としてはこの方がしっくりきています。

学生の頃、新学期の季節が大好きでした。

新しい学校、新しい環境、学年がひとつ上がるのも少しお姉さんになった気分がして嬉しいものでした。高校生の頃は学年によってネクタイの色が分かれており、そのネクタイをつける初日は清々しい気持ちで登校していた思い出があります。

それから新しい教科書も大好きでした。折り目のついていない、インクの匂いが微かに残る真新しい教科書。ぱらぱらとページをめくると少し難しそうな漢字や知らなかった言葉が書かれています。新しいことを知るということは子供ながらに期待感がありました。

新しい教科書に合わせて文房具を買う楽しみ。中学、高校の頃は無印のシンプルなノートを愛用していました。

思えば文房具を新しく買い揃えるのは4月というタイミングでした。

そんな訳で3月始まりの手帳は私にとって理にかなったものだったということです。

 

社会人になると学生の頃の新学期のような「区切り」が曖昧になり、地続きになってしまいます。

振り返ると私は新しいことに対しては期待感を持ち、それから変わってゆくことも楽しみに感じる性格だったんだなと思います。(人によっては不安感しかないという人もいますが、そういえば私は不安を感じたことがなかった)

社会人になった現在では「制度」として「区切り」はないので、清々しい新しい気持ちは自身で換気をして新しい空気を送り込まなければなりません。

淡いパステルカラーの手帳を眺めながらそんなことを思っています。

それから手帳と一緒に新しいハンカチも購入しました。

小花の柄のハンカチです。小物の色合いを変えるだけでなんだか気持ちまで明るくなりますね。