迷いの森から抜け出せたみたい

今日は朝から柔らかな雨が降っています。

所によっては激しい雨模様とのことですが私がいる地域はそれなりに降ってはいるものの激しい雨とまではいきません。

春の柔らかな雨は心地良い。雨降って地固まると言いますが雨はかさかさした気持ちに潤いを、ふつふつ煮えたぎったような思考を冷ましてちょうど良い温度にしてくれるような効果があるようです。先週はとげとげ、いらいらすることが続いていましたが今日の雨のおかげで鎮まり、柔らぎつつあります。

さてやっぱりというか結局というか私の感情を左右させるもの、特にネガティブな方向へ引っ張っていくものは他人の言動なのです。「見ざる、聞かざる、言わざる」で気にしないようにと心がけているものの、聞こえるし、見えるしで避けることはなかなか難しい。

プライベートにおいてはここ数年は余計な付き合いを極力しないように心がけてきたので問題ありませんが、職場になるとある程度は我慢が必要になる訳です。職場というのは本来であれば「仕事」をすべき場所なのですが、本来の仕事そのものよりいかにその場をやり過ごし、自分の足を引っ張られないようにするかといったなんだかレベルの低いことの方が大切なのだと感じてきているこの頃です。愚痴や文句、他人の噂話に興じる人、自分より弱い立場の人に罵声を浴びせたり、嫌味を言う人、ミスを誤魔化したり、他人のせいにする人・・・そもそも「仕事する」ことに適していない人というのも少なからず存在するのだと思います。

大学を卒業して十数年経ち、いろいろな雇用形態で働き、転々としながらも自分にとっての働き方ややりがいを探してきました。

でも、結局はそのやりがいも好きなことも仕事においては自分にはないということがわかりました。さすがにお金はなくても好きなことが出来ればそれで幸せというほどの純粋さもなく、私にとっての「仕事」とはあくまで生活費を稼ぐための手段なのだと経験を通して理解できた訳です。だからこそ感情を込めず、効率よく、「仕事」を淡々とこなす為にも周りの環境が大切だと感じています。派遣の渡り鳥はそんな環境を求めてそろそろここを飛び立つ頃かなと思っております。