論より証拠(一般論より自分の性質を知る)

相変わらず、やろう!と決意したことは続かず、これは止めようと思った自分にとっての悪習慣は止められない日々です。むしろ意識すればするほど身につけたいことからは遠ざかり、止めたいと思えば思うほどはまってしまっています。

you tubeで本の要約動画をupしているチャンネルで習慣化する方法や考え方、心理学などをかいつまんで真似してみたり、ネット記事でこれは!と思うことを取り入れてみたりもする、あるいはその場では納得するのですがなかなか続かない、動けないといったことがあります。

そこでこれは方法や考え方の問題ではなく自分の性質によるものではないかと考えてみました。なぜ、私は出来ないのか。

そう、何故なら私は天邪鬼な性格を持ち合わせているのでした。さらに集中力がなく、割と散漫になりがち、それなのに完璧主義者な一面もあったりする、一癖ある性格なのです。

天邪鬼なので意識すればするほど逆方向に作用しているようです。ということはむしろ意識をしない方が良い?でもそれだと何も変えられないしなあ・・・

それからある程度、集中力がないと何事も身につけられないよね。完璧主義者な一面もあるから出来ている時は良いのだけど、一度つまずくともう嫌になっちゃうんだよね・・・

 

そんな私でも毎日こなしていることを考える。

1 通勤、そして会社で仕事をすること

「わざわざ時間をかけて通勤して、一定時間会社という仕事をするべき場所で仕事をする」という前提と義務感があるから仕事はできる

2 何がなんでも歯は磨いて寝る

これこそ習慣化の原点だと思います。もはや「なぜ歯を磨くのだろうか、なぜ磨かなければならないのだろうか」なんてことを考えることもなく歯を磨きます。

3 それが楽しいから、美味しいと知っているから

反対になぜそれが止められないのかというと、多分私の脳からそれをすることによってドーパミンが出ている状態?本能には勝てないよね♪

4 誰かに見て欲しい

2、3月と習慣化の実践の一つとして毎朝作ったお弁当を写真に撮り、ツイッターに投稿していました。これが案外続けられた。誰かに見られているという適度な緊張感、そしてたまに反応してくれる人がいたりして応援してくれているようで味をしめる・・・

「お弁当を作って食費を節約したい、自炊を習慣にしたい」が目的だったのですが「お弁当を作ってツイッターに投稿する」ということが目的としてすり替わってきたようにも思いますが、これは使える!

 

さてこれらを鑑みまして、私にとって習慣化する(あるいは止める)為のポイントは4つ

「ある程度の義務感」「もはや考えない」「本能に訴えかける」「見栄を張る」のようです。これらを踏まえて私の、私による、私の為の方法を実践したいと思います。経過については後日、ポイント4の「見栄を張る」を利用してまたツイッターかブログに綴ります!

 

 

 

 

 

京都を旅する 10km圏内の非日常

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京都に住んでいるとそこは日常になってしまって、改めて非日常の京都として見ることができなくなってしまったのは少し残念に思うこと。

それでも私はなお、京都に憧れを抱いていてまた旅をしたいと思っています。

そんな時はホテルに宿泊して、非日常の京都を旅してきます。

移動距離は30分から1時間程度、交通費はバス1日乗車券分600円でトリップできます。

少し気分を変えるだけで新しい視点や発見があるものです。日常と非日常がリンクする場所、古いもの新しいものが交錯する空間、それから私自身の経験や過去の思い出と今という時間。空間と時間が重なり合って、私は束の間、京都の路地にゆらりと迷い込んでいます。

 

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私のフレデリック

雨が一日降り続いております。本日、2杯目のコーヒーを飲みながら、外はしとしと、私の頭ではつらつら言葉が積もってきています。こういう時は放出させなければ。

 

離れた場所に住んでいる甥っ子は外で遊ぶのも大好きで、車の図鑑に夢中になったり、歌ったり踊ったりも好きだけれど今はお絵かきに夢中のようです。この一年ほど会えない状況が続いていますが元気な様子を写真や動画で知らせてくれます。今日は雨なので朝からお絵かきを楽しんでいたようです。大きくなってもそんなふうに自分にとって楽しいこと、嬉しいことともに過ごしてゆける人になって欲しいなと叔母の私は思います。

レオ・レオニ作の「フレデリック」という絵本が私の心の奥底に眠っています。

たまに思い起こして自分自身を奮い立たせています。

途中までの話はイソップ童話「蟻とキリギリス」のような話*1だと思っていたのですが、

実はそうではなくて、そして全然教訓めいたものでもなく、希望を与えてくれるお話でした。

 

フレデリックは働き者の仲間たちの横でただじっとしながら何かを集めているそう。そうして冬がやってきて、凍えるような寒さと飢えは、ねずみたちからおしゃべりをする気力さえ奪っていきます。仲間たちがフレデリックにじっとしていた間に集めたものはなんだったか問います。実はフレデリックが集めていたのは、「おひさまのひかり」や、あたたかい世界にあふれる色、そしてみんながわくわくするような言葉(詩)たち。
仲間たちが目をとじて、フレデリックの語りに耳を傾けると、本当に体があたたかくなってきて、頭の中にはあざやかな色が蘇ってくるのでした。仲間たちはフレデリックに拍手喝采

 

というお話なのですが、もちろん暮らしていく中で必要な経済力、その他諸々は大切。だけれどもその中でも私にとっての「光」や「彩」は大切にしたい。私にとって絵を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたりすることは暮らしの中での光であり彩。大人になれば自分の気持ちを奮い立たせて、守って、しなやかに生きて行けるように工夫ができます。

甥っ子もこんな素敵な物語のように温かくて明るい環境の中で健やかに大きくなって欲しいな。甥っ子に限らず、全ての子供がせめて子供時代は幸福に過ごすことが出来る様に大人の私には何が出来るのだろう。

 

愚痴を言うことも、他人を不快にさせるのもそれはある意味その人なりの自己表現の一種。

でも、そんなネガティブで人の心を真っ黒に塗りつぶしてしまうような言動を吐き捨てるのではなくて私はどうにか消化して、絵でも音楽でも、文章でもどんな物でも良いから何か一つその表現方法を身につけて、素敵なもの、希望として昇華していきたいと願っているのです。

 

*1:働き者の蟻を横目に楽しく遊び呆けていたキリギリスが冬になり、食糧がなくなり飢えで死んでしまう。つまり真面目に働かなければならないという教訓のお話なのだと幼い私はそのように理解しました。

迷いの森から抜け出せたみたい

今日は朝から柔らかな雨が降っています。

所によっては激しい雨模様とのことですが私がいる地域はそれなりに降ってはいるものの激しい雨とまではいきません。

春の柔らかな雨は心地良い。雨降って地固まると言いますが雨はかさかさした気持ちに潤いを、ふつふつ煮えたぎったような思考を冷ましてちょうど良い温度にしてくれるような効果があるようです。先週はとげとげ、いらいらすることが続いていましたが今日の雨のおかげで鎮まり、柔らぎつつあります。

さてやっぱりというか結局というか私の感情を左右させるもの、特にネガティブな方向へ引っ張っていくものは他人の言動なのです。「見ざる、聞かざる、言わざる」で気にしないようにと心がけているものの、聞こえるし、見えるしで避けることはなかなか難しい。

プライベートにおいてはここ数年は余計な付き合いを極力しないように心がけてきたので問題ありませんが、職場になるとある程度は我慢が必要になる訳です。職場というのは本来であれば「仕事」をすべき場所なのですが、本来の仕事そのものよりいかにその場をやり過ごし、自分の足を引っ張られないようにするかといったなんだかレベルの低いことの方が大切なのだと感じてきているこの頃です。愚痴や文句、他人の噂話に興じる人、自分より弱い立場の人に罵声を浴びせたり、嫌味を言う人、ミスを誤魔化したり、他人のせいにする人・・・そもそも「仕事する」ことに適していない人というのも少なからず存在するのだと思います。

大学を卒業して十数年経ち、いろいろな雇用形態で働き、転々としながらも自分にとっての働き方ややりがいを探してきました。

でも、結局はそのやりがいも好きなことも仕事においては自分にはないということがわかりました。さすがにお金はなくても好きなことが出来ればそれで幸せというほどの純粋さもなく、私にとっての「仕事」とはあくまで生活費を稼ぐための手段なのだと経験を通して理解できた訳です。だからこそ感情を込めず、効率よく、「仕事」を淡々とこなす為にも周りの環境が大切だと感じています。派遣の渡り鳥はそんな環境を求めてそろそろここを飛び立つ頃かなと思っております。

 

 

 

 

京の春

私にとっての花の便りは一条戻り橋のたもとにある桜です。

ここを皮切りにその年の桜の季節が始まるのです。その次が御所にある枝垂れ桜。それから千本今出川の交差点にある桜とこの時期は京都の碁盤の目をてくてく、桜の咲き加減を見て回ります。

例年この時期に街中を歩いているとこの4月からの大学生が不動産巡りをしているのを見かけます。京都という場所はやっぱり学生の時に過ごしたかった場所だとつくづく思います。特徴的な場所、いわゆる神社仏閣から喫茶店、鴨川沿に出町柳のデルタ、四条河原町木屋町ときっと後に学生時代を振り返った時に楽しいことも悲しいことも京都特有の固有名詞と四季折々の風景とともに思い出されてまるで小説の主人公のような思い出になるんだろうなと思います。10代、20代の一年はその一年毎に本当に貴重な時間だったと今だからこそ実感しています。

 

千本今出川の交差点から少し北にある千本玉寿軒。

ガラス越しに定番の和菓子と季節のお干菓子が並んでいます。しばらく眺めて四角い暖簾を潜って引き戸を開けます。老舗のお店が持つ独特の空気感と仄暗さ。私はこの静かな空間で和菓子を選ぶのが好きです。そういえば昨年もこの桜の時期にこちらで和菓子を買ったような気がします。

どうやら少しずつ私の定番ができてきているようです。

そんな私も京都4年目の春を迎えます。

新しい手帳

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2021年3月始まりの手帳とハンカチ

昨年に引き続き、3月始まりの手帳を購入しました。ずっと1月始まりの手帳を使用していたのですが、昨年たまたま手帳を買いそびれたのと3月始まりの手帳が存在しているということを知って買ってみた訳です。私としてはこの方がしっくりきています。

学生の頃、新学期の季節が大好きでした。

新しい学校、新しい環境、学年がひとつ上がるのも少しお姉さんになった気分がして嬉しいものでした。高校生の頃は学年によってネクタイの色が分かれており、そのネクタイをつける初日は清々しい気持ちで登校していた思い出があります。

それから新しい教科書も大好きでした。折り目のついていない、インクの匂いが微かに残る真新しい教科書。ぱらぱらとページをめくると少し難しそうな漢字や知らなかった言葉が書かれています。新しいことを知るということは子供ながらに期待感がありました。

新しい教科書に合わせて文房具を買う楽しみ。中学、高校の頃は無印のシンプルなノートを愛用していました。

思えば文房具を新しく買い揃えるのは4月というタイミングでした。

そんな訳で3月始まりの手帳は私にとって理にかなったものだったということです。

 

社会人になると学生の頃の新学期のような「区切り」が曖昧になり、地続きになってしまいます。

振り返ると私は新しいことに対しては期待感を持ち、それから変わってゆくことも楽しみに感じる性格だったんだなと思います。(人によっては不安感しかないという人もいますが、そういえば私は不安を感じたことがなかった)

社会人になった現在では「制度」として「区切り」はないので、清々しい新しい気持ちは自身で換気をして新しい空気を送り込まなければなりません。

淡いパステルカラーの手帳を眺めながらそんなことを思っています。

それから手帳と一緒に新しいハンカチも購入しました。

小花の柄のハンカチです。小物の色合いを変えるだけでなんだか気持ちまで明るくなりますね。

 

 

 

 

 

片付かないもの

片付かないもの。紙類なり。

やうやう積もりゆきては散らかりていとわろし。

 

服の片付けについてはなんとなくですが知恵を得たりと思います。

さて、私の部屋がなんとなく散らかって見えるのは他でもない、紙類!

レシート、展覧会のパンフレット、綺麗な包装紙、ポストカードなどなど。

昔からファイリングは苦手でした。でもどんなに書類を山にしても必要な書類は見つけ出すことが出来ます。(捨ててないからね♪)

片付けないとと思いつつ、書類の山はぽこぽこと出来上がってしまいます。

 

けれども不思議なことに職場の書類は割ときちんとしていることにふと気がつきました。

書類の保管についてはファイルにまとめ、ラベリングをして、中身は見出しをつける。

進行中の案件は進度毎にファイルを分けて問い合わせにすぐに対応できるようにしたり。

何故、お家では出来ない!

もちろん仕事だから「やるべきこと」として処理しているんですね。

そして決められた時間内に、所定の位置に仕舞うというルーティーンとルールがあるから流れにのって出来るのだと分かりました。

という訳で書類の片付けについては「お仕事モード」で対処していきたいと思います。

 

・レシートについて

 

○レシートBOXを用意して入れておく。

◆処分のタイミングについては消耗品は1ヶ月、クレジット決済分は引き落としまでは保管、金額の大きいものは1年ほど保管する。

 

・郵便物

○すぐに開封し、不要なDM類はクローゼット内の古紙回収用BOXへ

◆割引券、クーポンなど使用予定があるものはレシートBOX、もしくはお財布、手帳に挟んでおく。

・要確認書類、要返信、一時的に保管が必要なもの

◆レターラックか専用BOXを用意して入れる。積み重ねは厳禁!

・気になった記事の切り抜きの山

◆文字情報だけが必要なら、スマホで撮影、記事は捨てる

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